サーモスタッド

HONDA スマートディオのサーモスタッドです(真ん中の弾丸みたいのヤツです)
エンジン始動時は冷却水も冷えていて、ラジエータへ循環させると、エンジンが温まりにくいため、ある程度冷却水が温まるまで、これ(サーモスタッド)で栓をしてエンジンを早く暖める、という構造です。
もちろん冷却水がある程度温まると、栓が開放されてラジエータで確実に冷やされ、またエンジンのウォータージャケットに戻ります。
今回はこのサーモスタッドが高温になっても開放されなかったので、すぐに冷却水温度が上昇しスピードメータパネル内のエンジン警告灯が点灯してしまうという症状でした。
このスマートディオやスクーピー、ズーマーのシリーズはエンジン警告灯が点灯した場合、エンジン回転数が自動的に制御され、スピードが出なくなったり止まったりします。
大体はこのサーモスタッドの作動不良や、センサーの誤作動なのですが、このホンダ水冷4ストスクーターはもうひとつだけ気をつけなけばならないところがあります。
実は今回この箇所も原因であることが判明し、数時間悩んだあげくいい勉強をさせていただきました。
スマートディオも製造されてから10年経過しているので、これからいろんな症状がでてくるんでしょうね。
バイクショップねお
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