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HTDEに行ってきました(3/4)

続きです。今回は画像少ないです。

DAY2-2

日曜日

二日目。

朝6時45分に一組目がスタートするので、寝ぼけマナコで準備を始めます。

今日の設定はCタイムです。

設定時間に余裕があるので、今日はひょっとしてオンタイムで回れるかもと期待してスタートします。

事実、1ヶ所で2分の遅着をした以外はすべてオンタイムで回れました。

最後の10キロまでは・・・。



さらに1周目でIBクラスの先行車が2台、絡んて崖落ちしているのを見て、「これは順位を上げるチャンスだ!あれはリカバリーに10分以上はかかるハズ」と悪魔な自分が顔を出しつつ、順当にオンタイムで周回を重ねていきます。

ウッズ

昨日走った荒れたラインも読み違えることなく、スタックは殆どしません。



二日目は1周40キロを3周で実施されるのですが、3周目に入ってから、やたらエンジンが止まり始めます。

最終周のチェック4からチェック5までの残り14.6キロの区間を少し走ったところで、またエンジンが止まってしまいました。

セルボタンを押すも反応なし・・・。

セルの回りが悪いのではなく、反応していない・・・。

キックで始動するもアイドリングが安定しない・・・。

そして止まる・・・。

ガソリンは5リットル程度入っているのにガス欠ランプが点灯している・・・。

マシンはフューエルインジェクション仕様なので、あきらかにガス吐出に問題がある症状です。

早速その場で解体して配線のチェックを始めます。



配線を切ったりつないだりして試行錯誤を繰り返しますが、エンジンはかかりません。

30分ほどして加圧ポンプではなく、バッテリーに問題があることがわかりました。

新車で購入して10ヶ月程度だったので、今回の参加に関してはバッテリーの交換をしなかったのですが、念のため予備は持ってきていました。

が、バッテリーはピットの中・・・。

せめて2周目までに発覚していたのならピットで交換できたのに・・・。



広がる青空を見ながら、ヘルメットを脱ぎ、地面に腰を下ろしました。

ナショナルクラスや承認クラスの知り合いのライダーがこちらを見ながら、どんどん通過していきます。

オンタイムレースは最大60分の持ち時間があり、遅着等で60分以上のペナルティが発生した時点で失格になります。

ふっとタイマーをみると40分近く経過しています。

バイクマーシャルの方も現れ、「後で回収にきますね」と言って通過していきました。

きっと1周目で崖落ちしたライダーの不幸を喜んだので、エンデューロの神様のバチがあたったのだと思いました(真剣に)

「こんな形で終わっちゃうのか、俺のHIDAKAは・・・」と感傷的になってまたアオイソラ(女優では・・・)を見上げて一息・・・。

・・・・・。

二つの景色が頭を掠めます。

一つは昔出場した海外ラリーでトラブルを出しながらもゴールしたこと。

二つ目はJECピットで、たまにあがいているお姿を遠目で拝見させていただいている、とあるお方の姿。

「あと20分あるんだし、もうちょっとやってから諦めよう・・・」と自分に言い聞かせて腰を上げ、作業に入ります。

シートレール上に置いていた工具を持った手が滑って、工具が真下にあったバッテリーに落ちました。

「バシッ!!」と火花が飛びました。

バッテリーのプラス端子とボディ(アース)が工具を介してショートしてしまいました。

「時間がないのに、またヒューズが切れてないかチェックせなあかん・・・」と更にブルーになりつつ、邪魔なハンドルを右に切った時に、たまたまセルスイッチに手が触れました。

「キュルルルル」

!!!!!!!

セルが回った!

と、いうことは・・・。再びセルを回すと「ブルンブルン・・・」

掛かった。エンジンが掛かった・・・!



もう後は体が勝手に反応してました。

残り15分ちょっとで距離は8㌔弱。

急ぎ工具を格納し、ヘルメットをかぶりスタートします。

エンジンが止まる原因がバッテリーの電圧低下(というかたぶん0Vになる)による燃料ポンプの作動不良なのですが、いつどのようなシチュエーションでそれが起こりうるか判りませんが、とにかく発電電圧を下げないようにエンジン回転を上げ目でチェック5(プレフィニッシュ)に向かいます。

牧場

最後のCTも慎重かつロスなく気を付けて走行し、リミット時間に間に合わせます。

CTを抜け、プレフィニッシュに着いたのは失格4分前。

そのまますぐにピットに入ります。

最低限の手直しだけしてすぐにファイナルクロスへのパルクフェルメに入庫。

ここは慌てる必要はなかったのですが、少しバタバタしましたね。



そして無事ファイナルクロスを迎えます。

二日間を最後まで走りきったご褒美のようなテストで、スキー場の草原を一斉スタートで競います。

でも、もう止まらないように走れればそれでよかったです。

ファイナルクロス

グラストラック5周を慎重に走りました。



二日目の順位も前日と変わらず、IBクラス15台中14位。

こうして憧れのHIDAKA TWO DAYS ENDEROは終了しました。



今回「チーム関西」の方々にいろんな形でサポートしていただいたおかげで、最後まで走り抜くことができました。

個人の成績内容はIBクラスのレベルを一人で下げているような結果でしたが、レース中は本当に楽しく走行できました。

HTDE実行委員会のスタッフのみなさま、素晴らしいレースをありがとうございました。



最後に今回のタイヤは前後ともにMAXXISの「EN」モデルを使用しました。
tyre-image-MaxxcrossENBoth_l.png

もともとMAXXISはKTM出荷時の装着タイヤですが、国内での入手が困難でした。

しかし今年からオフィスアクション代表の奥村氏が取扱いを開始し、現在安定供給に向けて奔走されています。

すでにJNCCでもモトクロス用タイヤで結果を出しています。

今回使用したFIM公認のENモデルはマディ路面はもちろん、滑りやすい沢やウッズの根っこなどで素晴らしいグリップを
発揮し、何度となく未熟な部分をカバーしてくれて完走に導いてくれました。

次回のJEC菅生大会でも使用したいと思っています。

当店でも取扱いをしていますので、興味ある方はお問い合わせくださいね。


そして次回は最終回です・・・。




バイクショップねお
http://www.bikeshop-neo.com/
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