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ちょっと昔話・・・

宴


先日、土日にお休みをいただいて(マタカ!ッテイワナイデ・・・)20年ぶりの集まりに行ってきました。

20年前(まだ22歳でした・・・)に中華人民共和国の新疆ウイグル自治区にある、タクラマカン砂漠を縦断しに行きました。

タクラマカン砂漠は面積世界第2位の砂漠で、当時ラクダと車で縦断した人はいましたが、バイクでの縦断は記録がなく、達成すれば世界初。


CR

日本国内からのバイクの持ち込みなんてできないので、現地の体育協会が所有していたボロボロの80年代後半のCR250、125、80を調達。

なんとか前を向いて走るバイクで、いざチャレンジ!とアスクの町を出発したのはいいものの、50年に一度の大雨で、砂漠は一気に湖に。

砂漠


何とかがんばって進むも、バイクはもちろん、燃料や食料を積んだトラックの走行も難しくなり、結局シルクロードを利用して迂回コースで目的地を目指すことになりました。

この当時、新疆は未開放地域で、特に外国人の立ち入りは基本、禁止でした(自治区内で核実験場や未開発の地下資源が確認されていたため)。

当初のルートを大きく外れるということは、この未開放地域の複数の村を通過する必要があり、バレた時は大きなペナルティがあるのは容易に想像できました。

食事を取るために入った村でも一切日本語は話さず、バレないように村を出発。

なんとか目的地までバイクで辿り着くことができました。

ドキドキしながらの行程でしたが、道中で出会ったウイグル族の人々や砂漠のオアシス、砂埃の中のバザールなど「旅の異邦人」よろしく、素晴らしい旅を経験できました。

あの鉄人・賀曽利隆さんや現・アウトライダー編集長の菅生さん、現・道祖神社長の菊池さんなどメディアの方々をはじめ、僕のような一般のライダーさんなど、年齢・職業などバラバラな人々の集まりでしたが、20年経過した今でも顔を会わすと何の違和感もなく、楽しく時間を共有できます。

今の新疆は高層ビルが立ち並び、高速鉄道やハイウエイが敷設され、一気に都会へと変貌しましたが、漢族の台頭での利権のからみもあってウイグル族への差別、弾圧があり、笑顔が消えてしまったと、当時のガイドさんから連絡をいただきました。

「旅には行き時がある」。そのガイドさんの格言ですが、正にその通りだと思います。

現地


便利なモノは何もなかったけれど、ウイグル族の人々の素朴な笑顔はもう見られないかもしれません。

そんな回想を一晩中、現地のお酒「白酒(パイチュウ)」を空けながら、過ごした秋の夜でした。



バイクショップねお
http://www.bikeshop-neo.com/
コメント

No title

お金で買えない素晴らしい経験ですね。

思い出は一生・・・

シロクマさん。
今より平和な時代だったと思います(^_^;)
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